安い!格安!衝撃価格!
ペーパードライバー講習

日常点検について


普段点検をされていなくて、ペーパードライバー講習を受講される際にエンジンが始動できなかった。ということが過去に数回ございましたので、久しぶりの運転やペーパードライバー講習を受講される際のために点検方法を記載いたします。

日常点検を説明するための国土交通省の日常点検チェックシートの画像

国土交通省の日常点検チェックシートの項目に沿って下記に説明していきます。

●日常点検は道路運送法に基づいて自動車の所有者や運転者が責任を持って行う必要があります。

・走行距離や運行状況などから判断した適切な時期に点検する

・国土交通省令で定める技術上の基準に基づいて点検する

・灯火装置の点灯、制動装置の作動などの日常的に点検すべき事項について、目視等により点検する

・点検の結果、保安基準に適合しなくなるおそれがある場合は、必要な整備を行う

※目安として最低でも1ヶ月に1回は実施することが適切です。

ブレーキ液の量の点検方法を説明する画像です。

1.ブレーキ液の量


・エンジンルーム内のリザーバータンクを確認します。

・液量が上限(MAX)と下限(ADD)の間にあれば適量です。

・液量が不足している場合はMAX線まで補給します。
※液量が減少している場合は漏れが原因なのかブレーキパッド等の摩擦が原因なのか確かめる必要がありますので早急に整備工場などにご相談してください。

・不純物が混じってないか点検します。

・色が濁っている場合は交換時期が近づいています。

冷却水の量の点検方法を説明する画像です。

2.冷却水の量


●エンジンが停止していて冷えている時に点検しないと正確な量がわかりません。
※点検時に冷却水が噴き出すおそれがありますのでエンジンの停止とエンジンが冷えていることをご確認お願いします。

・エンジンルーム内のリザーバータンクを確認します。

・冷却水の濁りや汚れがないか確認します。
※鮮やかな緑、赤、青の色がついていますが色が濁っていたり鮮やかさが足りない場合は補充や交換が必要です。

・駐車中の車の下に液体だまりがないか確認します。
※緑、赤、青の色がついているか?あるいは焦げ臭いニオイを発していないかでクーラントであるか判断できます。

・リザーバータンクは半透明の樹脂製タンクで目盛りがついています。
「MAX/MIN」や「FULL/LOW」の間にあれば適量です。

エンジンオイルの量の点検方法を説明する画像です。

3.エンジンオイルの量


・平坦な場所でエンジンを冷まします。

・オイルレベルゲージを引き抜き、布などで付着したオイルを一度拭き取ります。

・オイルレベルゲージを元の穴に戻し、根元まで差し込みます。

・再度オイルレベルゲージを引き抜き、エンジンオイルが付着している部分で残量を確認します。
※オイルレベルゲージには「H」「L」などの印がついており、エンジンオイルがその印の間に付着していれば適量です。
下限以下の場合は補給が必要です。上限以上に入れないようにしてください。

・エンジンオイルの色も点検します。
透明感のある黄色や赤茶色であればいいですが黒色や濁った焦げ茶色であれば劣化している可能性があります。
ザラザラとした感触がある場合も劣化の可能性があるためエンジンオイルの交換をお勧めします。

バッテリー液の量の点検方法を説明する画像です。

4.バッテリー液の量


・バッテリーの側面が液量を確認します。

・バッテリー液の残量はバッテリー側面に記載されている「UPPER(上限)」と「LOWER(下限)」の線の間に液面があるかを点検します。

※メンテナンスフリーのバッテリーは液の補水は必要ありません。

※バッテリー液は希硫酸が含まれていますので衣服などにつくと穴があく可能性があります。

ウインド・ウォッシャー液の量の点検方法を説明する画像です。

5.ウインド・ウォッシャー液の量


・ウインド・ウォッシャー液の残量はエンジンルーム内のウォッシャータンクで確認します。

・ウォッシャータンクに目盛りがついている場合とレベルゲージがついている場合があります。
目盛りに合わせて適量になるように補充してください。

ランプ類の点灯・点滅の点検方法を説明する画像です。

6.ランプ類の点灯・点滅


・ヘッドライトはスイッチを入れて点灯させ自分の目で確認します。
※ハイビームとロービームの両方正しく点灯しているか点検します。

・スモールライト(クリアランスランプ・車幅灯)が正しく点灯しているか点検します。

・ウインカーはハザードスイッチを入れて自分の目で点検します。
※左右両方のウインカーが正しく点灯しているか点検します。
※点滅が極端に早くなっている場合はバッテリーが弱っているなど不具合の可能性があります。

・テールランプはヘッドライトをつけたときに点灯する尾灯とブレーキをかけたときに点灯する制御灯の2種類を点検します。
※ヘッドライトをつけたときに尾灯が一緒に点灯しているか点検します。
※ブレーキをかけたときに点灯する制御灯は自分の目で確認できませんので家族や友人などにお願いして2人で点検してください。

・バックアップライトはバックするときに点灯するライトです。
※サイドブレーキを引いてエンジンを切り、キーはONの状態でR(リバース)にギアを入れて確認します。
この状態なら車は動きませんのでライトが正しく点灯しているか点検します。

・レンズ及び反射器の汚れや損傷がないかも点検します。

タイヤの亀裂・破損の有無の点検方法を説明する画像です。

7.タイヤの亀裂・破損の有無


・タイヤに刺さった釘や石などの異物がないか確認します。

・タイヤにキズやひび割れができていないか自分の目で点検します。

・キズがタイヤ内部のコードに達している場合はタイヤが破裂するなどの事故につながる恐れがあります。

・ひび割れもタイヤコードに達している場合は危険です。

・タイヤのサイドの一部が局部的に膨らんでいないか確認します。
※タイヤのサイドの一部が局部的に膨らんでいる場合はタイヤ内部のコードが切れている可能性がありますので、すぐにタイヤ販売店などにご相談してください。

タイヤの空気圧の点検方法を説明する画像です。

8.タイヤの空気圧


・ガソリンスタンドの空気充填機を利用します。
※空気充填機のノズルをタイヤのバルブに差して不足していれば適正空気圧に達するまで空気を入れます。

・メーカー推奨の空気圧は運転席のドアの開口部、センターピラー部、給油口の蓋の裏側などに記載されていることが多いです。
※高速走行などで空気圧を高めに入れる場合は10%程度といわれています。
(空気圧の高すぎにならないように注意してください)

タイヤの溝の深さの点検方法を説明する画像です。

9.タイヤの溝の深さ


・スリップサインは三角のマークの延長線にあります。

・タイヤの縦の溝に対し、短い横線の橋がかかっているような状態になっていたらスリップサインが出ている状態です。

・スリップサインが1箇所でも出ると走行してはいけませんのでスリップサインが出る前にタイヤを交換してください。

エンジンのかかり具合・異音の点検方法を説明する画像です。

10.エンジンのかかり具合・異音


・エンジンが速やかに始動するか、スムーズに回転するか、エンジン始動時やアイドリング状態で異音がないかを点検します。

・エンジンから異音がする場合は経年劣化による部分の故障や不具合、オイル切れや冷却水不足のメンテナンス不足、事故による見えない部分の損傷の可能性があります。

ウインド・ウォッシャー液の噴射状態の点検方法を説明する画像です。

11.ウインド・ウォッシャー液の噴射状態


●エンジンを始動して点検します。

・ワイパーのレバーを手前に引いて作動させ、ウォッシャー液が勢いよく噴射するか、ワイパーの払拭範囲のほぼ中央に当たるか点検します。

・噴射状態が悪い時はウォッシャーノズルの穴を安全ピンなど細い針金等で付着した汚れを除去したり噴射方向を調整してください。

ワイパーの拭き取り能力の点検方法を説明する画像です。

12.ワイパーの拭き取り能力


・ウインド・ウォッシャー液を噴射し、ワイパーを高速と低速で動かして動作に異常がないか点検します。

・ワイパーの拭き取り場所全面に水滴が残っているか点検します。
※スジ状の線が残る、拭きムラができる、ビビリ音がする、ガガガと音を立てて動く、摩擦音がする、ひび割れや裂け、摩擦、変形なとがある場合はワイパーゴムの交換などメンテナンスが必要です。

ブレーキの踏み残りしろと効き具合の点検方法を説明する画像です。

13.ブレーキの踏み残りしろと効き具合


・ブレーキペダルをいっぱいに踏み込んだ時、床板とのすき間や踏みごだえが適当であるかを点検します。
※ハイブリッド車の場合はブレーキのシステムが違いますのでフワフワした感じや軽い感じになったりします。

駐車ブレーキの引きしろ(踏みしろ)の点検方法を説明する画像です。

14.駐車ブレーキの引きしろ(踏みしろ)


・パーキングブレーキをいっぱいに引いた時(ペダル式は踏み込んだ時)、引きしろ(踏みしろ)が多すぎたり少なすぎたりしていないか点検します。

・電動パーキングブレーキの場合はエンジンを始動し、パーキングブレーキのスイッチを1秒以上押した時、引いた時のブレーキ警告灯が点灯してないことを確認します。
※寒冷時に電動パーキングブレーキを効かせたまま長時間駐車すると、凍結により解除できない場合があります。

エンジンの低速・加速状態の点検方法を説明する画像です。

15.エンジンの低速・加速状態


・エンジンを暖機させた状態でアイドリング時の回転がスムーズに続くかを点検します。

・アクセルペダルを徐々に踏み込んで加速した時、アクセルペダルに引っかかりがないか、エンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検します。

ファンベルトとエアコンベルトの点検方法を説明する画像です。

ファンベルト・エアコンベルト


●点検をする時は必ずエンジンと止めてください。

・エンジンをかけた時やエアコンのスイッチを入れた時、エンジンから「キュルキュル」と音がする場合はファンベルト・エアコンベルトの点検または交換をお勧めします。

・目視で亀裂がないかを確認します。

・指で上から押してみて極端に緩みがないかを確認します。

上記のリンク先の利用規約・プライバシーポリシーを必ずご確認をお願いします。

教習中及び運転中はお電話での通話ができませんのでお問い合わせ、お申し込みフォームまたはメールにてお願い致します。