高速道路での煽り運転

2025年06月07日 14:10
煽り運転のイメージ画像です

高速道路でよく煽り運転を見かけます。
でもその煽り運転は危害を加えるための煽り運転ではなく、ほとんどが追い越し車線を塞いでいる車への「走行車線に戻れ」とか「もっと速く行けよ」といったアピールで後ろから煽るようにピッタリひっついているケースです。

実際に高速道路で車を停車して、車から降りて危害を加えるという場面に遭遇したことはないです。

しかし現実に煽り運転の被害を受け、後続の車に追突され被害者の方が亡くなられた事件がありました。

一般道でも危険ですが高速道路で車を停めて降りてくるなんて大事故になってもおかしくありません。

ただアピールされているだけなら走行車線に戻ればそれで大丈夫なのですが、危害を加えるレベルの煽り運転の場合は煽り運転からの被害と事故から身を守らなければいけません。


下の画像のように追い越し車線で停車させられると後ろから速いスピードの車がきていた場合、その車は避けることができずに追突してしまう危険があります

高速道路での煽り運転の危険性や対策を説明するための画像です

※ここからは警察から公式に出されている対策ではなく私の考えですのでご注意お願いします。

この画像のような状況は大変危ないですから高速道路で煽り運転の被害にあったら、すぐ一番左側の車線に入ってください。
もし車の前方に強引に割り込まれて停車させられそうになったら路肩に出てほしいと思います。
※煽り運転にあったら、すぐに路肩に脱出できる準備をしてください

強引に停車させられたら路肩に車を出して、後続車からの追突事故を避けていただきドアをロックして110番通報してください。


とくに悪質な煽り運転の被害にあわないためにはどうすればいいのでしょうか?
煽り運転の原因はいろいろありますが加害者は「自分は迷惑な運転の被害にあった」と思っていることが多いそうです。
例えば合流で入れてもらえなかった、強引な車線変更をされた、クラクションを鳴らされた、追い越し車線を塞がれた、走行車線をゆっくり走りすぎて追突しそうになったなど理由はたくさんあります。

●対策としては
○合流は1台ずつ交互に入る。
入ってくる車が入りやすいようにする。
合流する時にスピードが遅いと後続車はブレーキを踏まなければいけませんのでしっかり加速する。

○車線変更をする時もスピードが遅かったりブレーキを踏んでしまうと後続車との距離が縮まりますのでスピードを落とさないようにする。
追い越してすぐ前方に入ると後続車が同じようにブレーキを踏まなければいけませんのでしっかり離してから車線変更する。
車線変更しようとしている車がいたら入りやすいようにする。

○クラクションはほとんど鳴らす必要はありません。
本当に危ない時はクラクションの前にブレーキとハンドルが先です。
譲ってあげたりしていれば通常の運転でクラクションは使用しないです。
むやみにクラクションを鳴らす人がいますがそのような事をしていれば煽り運転の被害にあってしまうこともあります。

○追い越しは追い越しが終わったら走行車線に戻らなければ違反です。
追い越し車線を走り続けてはいけません。
走行車線を走行する時も周囲の車と速度差があると危ないですので周囲のスピードに合わせて走行しましょう。
極端に遅いと追突される可能性があります


これだけで煽り運転や事故がなくなるわけではないと思いますが、高速道路を安心して走行できますよう、この記事が少しでも参考になればと思っております。

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