2025年の道路交通法改正によるマニュアル車(MT車)の免許取得とペーパードライバー講習

2025年03月31日 10:15
マニュアル車(AT車)のペーパードライバー講習について説明するための画像です
マニュアル車(AT車)に簡易補助ブレーキが取り付けできないことがわかる、アクセルとブレーキとクラッチの画像です

2025年4月1日に改正される道路交通法により公認教習所で免許を取得する際、普通車のカリキュラムが変わります。

普通免許のマニュアル車(MT車)の免許を取得するには、まずオートマチック車(AT車)で卒業検定に合格します。

卒業検定合格後に限定解除教習を最短4時間(所内のみ)受講してMT車技能審査を受けます。

MT車技能審査に合格するとAT限定卒業証明書とMT技能審査合格証明書をもらえますので、その2通を持って試験場で本免学科試験を受けます。

合格すると普通MT免許が交付されます。
AT車の場合は限定解除教習を受講せずAT限定卒業証明書の1通を持って試験場で本免学科試験を受けます。

この制度の変更によりマニュアル車(MT車)のペーパードライバー講習を希望される方が増えるかもしれませんが当スクールなどの出張ペーパードライバー講習は簡易補助ブレーキを使っています。

この簡易補助ブレーキを取り付けるとクラッチが踏めなくなりますので基本的にはマニュアル車(MT車)でのペーパードライバー講習は行っておりません。

マニュアル車(MT車)でペーパードライバー講習を受講したいというお問い合わせをたまにいただくのですが上記の理由でお断りしています。

例外としてAT車を普段から運転していてMT車を運転するのが初めてなのでペーパードライバー講習を受講したいという場合には簡易補助ブレーキを取り付けるないで行う場合がございます。
しかし安全面を考慮すると教習所の助手席に補助ブレーキが付いている車両で受講した方が安心だと思います。

最近ではYouTubeやTikTok、アニメなどでマニュアル車(MT車)の運転を観てヒール&トゥやブリッピング、ドリフトなどを教えてほしいとお問い合わせをいただく事がたまにあります。

ヒール&トゥやブリッピング、ドリフトなどは通常の運転をするのには必要ない技術ですので、そのような技術はペーパードライバー講習では教えておりません。

そのような技術がないとマニュアル車(MT車)が運転できないと間違えて認識されている方もいらっしゃいますが、動画で運転している方やアニメはマニュアル車(MT車)を楽しんでいるだけです。

実際にはそのような技術は必要なく、ゆったり操作しても普通に運転することは可能です。
もし大型バスでそのような技術を使って運転している人がいたら乗客は転倒して怪我をしてしまうかもしれません。
大型トラックの場合でも積み荷が崩れてしまう可能性があります。
数十年前のマニュアル車(MT車)しかなかった時代でもそうですが、そのような技術を使って運転している方は一部の方だけです。

動画で観るようなガチャガチャと何度も頻繁にシフトチェンジをしていたら近所のスーパーに買い物に行くだけで疲れてしまうのではないでしょうか?

当スクールのペーパードライバー講習はあくまでも日常で車を利用するための運転を教えている講習ですので峠の走り屋を養成するような趣旨のものではございません。

公道を走行する範囲をこえる運転はサーキットでお願いします。
JAFの会員になって講習を受講すれば国内B級ライセンスが取得できます。

ドリフトなどは公道でやらないようにお願い致します。

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