私達ペーパードライバー講習の仕事をしている者は、自動車を利用して仕事をしている為、運送業などの方々と同じように環境問題を常に意識していなければいけないと思っています。
今回の環境問題に関する記事は約55年前に遡って当時の環境問題と現在の対策などについて記載したいと思います。
光化学スモッグとは工場は自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や炭素水素が太陽光の紫外線で光化学反応を起こし、有毒化する大気汚染です。
日本での最初の被害は1970年の7月、環七通り近くにある学校の生徒がグランドでの体育の授業中に目の刺激やのどの痛みを訴えたそうです。
当時、報告されていた農作物の斑点などの被害が後に光化学スモッグによる被害と判明するように、それ以前から被害はあったと考えられています。
高度経済成長期に増えた自動車は光化学スモッグの原因の一因であることは明らかで、自動車と環境問題は切り離して考えることはできないと思います。
大気汚染防止法の他に排出ガス規制は1963年に自動車排出ガス規制の研究が始まり、段階的に実施されてきました。
他にも鉛が入っていたガソリンの鉛を除去したりと車の装置だけではなく燃料も変化しました。
現在は2030年代半ばまでに販売車を全てハイブリッドか電気自動車にすると日本政府は掲げています。
水素自動車なども研究が進んでおり現在の実証実験から2020年代後半には実用化される予定とされています。
排出ガス問題は地球温暖化だけではなく直接、身体に被害があったとこも忘れずに考えなければいけません。
私は記憶にないのですが、私の幼い頃は光化学スモッグの影響で夏場に公園で遊ぶことはできなかったそうです。
小規模とはいえ、車を使った仕事をしている私達ペーパードライバー講習の業者は環境問題のことも頭に置いておく必要があると思います。