パンク修理キットの使い方

2025年01月22日 19:18
車検の時にスペアタイヤが必要な場合と必要ではない場合がわかる画像です
スペアタイヤがない場合のパンク修理キットの使い方を説明する為の画像です

以前はスペアタイヤが車検時に必要でしたが、最近は例外を除きスペアタイヤを搭載しなくてもよくなりました。(1枚目)
急なパンク時の為にパンク修理キットが代わりに搭載されていることがありますが使い方がわからなくてロードサービスをお願いしたという話を聞いたのでパンク修理キットの使い方を載せてみます。(2枚目)

パンク修理キットは以前スペアタイヤが入っていたラゲッジルームの下のスペースに入っている事が多いですので確認してみて下さい。
入っていない場合はカー用品店で販売していますので事前に用意しておいた方がいいと思います。

パンク修理キットの修理剤には有効期限があり純正品は約4年、市販品では約2年の物や約6年の物もあります。
有効期限が過ぎている修理剤では穴を塞ぐ能力が落ちるため、適切な応急処置ができない場合があります。

釘などが刺さっている場合は釘などを抜いてはいけません。
穴が大きくなりパンク修理キットが使えなくなる場合があります。

今回は自動注入型のパンク修理キットの使い方を説明します。
まずは安全な場所に停車してエンジンを切ります。
停止表示板などを使用して安全に作業ができるようにしてください。
輪止めがあればパンクしたタイヤの対角線側に使用してください。

釘などを抜かないでパンク修理キットのホースをタイヤの空気注入バルブに接続します。
ネジ式の場合は回らなくなるまでしっかり回します。
修理剤が付いていれば大丈夫ですが付いていない場合は本体に取り付けます。

この状態で自動注入される物はこのまま注入します。
シガーソケットから電源を取る場合はシガーソケットに接続してからエンジンをかけます。
パンク修理キット本体の電源を入れると修理剤が注入されます。

ドアの部分などに記載されている規定の空気圧になるまで注入します。
注入が完了したらホースを外してバルブにキャップをつけます。
注入後は数分ほど慎重に走行して修理剤がタイヤの中で均等に広がるようにします。

パンク修理キットは応急処置ですのでタイヤに異常がなければすぐに近くのタイヤショップに行って点検してください。

走行ができないようでしたらロードサービスを利用してください。

次の場合はパンク修理キットは使用できません。
・有効期限が過ぎている場合
・タイヤが2本パンクした場合(パンク修理キットは1本分です)
・タイヤの側面がパンクした場合
・空気が抜けた状態で走行してしまった場合
・ホイールに損傷がある場合
・エアーバルブに損傷がある場合


またパンクでタイヤ販売店に行った場合、悪質な販売店だと一番高いタイヤしか残ってないなど足元を見られることがありますのでご注意をお願いします。

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