マイナ免許証のメリット、デメリット

2025年01月21日 08:05
マイナ免許証のメリット、デメリットを説明する為の画像です
マイナ免許証と従来の免許証の手数料の違いがわかる表の画像です

2025年3月24日からスタートするマイナ免許証ですがマイナ免許証にすればいいのか?従来の免許証の方がいいのか?または両方を持っていた方がいいのか?
まだどうすればいいかわからない方も多いと思いますのでマイナ免許証のメリット、デメリットを載せてみます。


●メリット
・住所や氏名の変更手続きが簡単になります。
マイナ免許証のみの場合は住所や氏名の変更手続きを市区町村役所で行うことができます。
両方持つ場合はマイナ免許証の変更手続きは役所で行い、現行の免許証の変更手続きは免許センターや警察署で行わなければいけません。

・免許の更新手数料が安くなります。
現行の免許証の更新手数料は現在は2500円ですが、マイナ免許証導入後は値上がりして2850円になります。
マイナ免許証の場合は2100円です。
両方持つ場合は2950円となります。

・更新講習のオンライン受講ができます
免許更新の講習がオンライン受講できるようになるのですが無事故無違反の優良運転者と軽微な違反のみの一般運転者が対象ですので、違反運転者や初回更新者の2時間の講習はオンライン受講はできません。


●デメリット
・マイナ免許証を紛失してしまった場合、再発行に1ヶ月半ほどかかるとされており、その間は手元にマイナ免許証がないので運転することができません。
※従来の免許証の再発行手続きをすることで最短即日で受け取ることができますので運転する予定がある場合は従来の免許証を再発行したほうが早いです。

・マイナ免許証には免許証の有効期限が記載されていません。
マイナ免許証はマイナンバーカードの有効期限は記載されておりますが免許証の有効期限は記載されておりません。

また運転できる車の種類や条件(AT限定や眼鏡、8t限定など)も記載されておりませんのでペーパードライバー講習の際の免許証の有効期限等の確認の時はカード読み取り機や読み取りアプリを利用して有効期限や運転できる車の種類を確認しなければいけなくなります。マイナンバーカードや番号を他人に見られることに抵抗があるようでしたら現行の免許証や両方持つ方がいいと思います。

旅行やお仕事、海外で生活するは国際免許が必要な場合は国際免許と現行の免許証、日本の免許証で運転できる場合(ハワイ、グアム、サイパンなど、スイスとイギリスは入国後12ヶ月間)でもマイナ免許証では免許情報がわからない為、現行の免許証が必要になる可能性があります。
※まだ制度が始まっていませんので改善や変更があるかもしれません。

このようにメリットもあればデメリットもあります。制度開始後にすぐ更新する場合は他の人の感想を聞くことがあまりできませんので記載したことを参考にしてみて下さい。

・マイナ免許証のみ
・現行の免許証のみ
・両方を持つ
上記の3つから選べますので、まもなく始まるマイナ免許証の制度に備えてみて下さい。



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