自動車窃盗団の目玉抜きという手口

2024年12月14日 10:09
このプレートはコーションプレートといってエンジンルールやドアの内側にある車台番号や型式、色などが記載されたプレートです。
目玉抜きという手口によってロンダリングされた車の元の車検証関連データには届け出により盗難車情報設定中と記載されています。

車両の盗難は千葉県、愛知県、埼玉県が多いって知ってましたか?

千葉県、愛知県、埼玉県の方もそれ以外の地域の方も車両の盗難には気をつけてくださいね。
※とくに港が近いところは要注意ですよ。

ちなみに10年程前は圧倒的にハイエースが狙われていました。
では2024年はどうでしょうか?
1位  アルファード
2位  ランドクルーザー
3位  プリウス
4位  レクサスLX
5位  ハイエース
6位  キャリー
7位  ハイゼット
8位  レクサスRX
9位  クラウン
10位   レクサスLS

犯罪グループは盗難車をバラバラにして海外に運んで、現地で組み立てて販売するそうですがそのままの形で運ぶこともあるそうです。

1枚目の画像はコーションプレートといってエンジンルーム内やドアの内側にあります。
このプレートには色や型式、車台番号など車検証に記載されている内容が記載されています。

盗難車をバラバラにしないでそのままの形で運ぶにはこの車台番号をごまかして輸出抹消登録の手続きを行い、その輸出抹消登録証明書を税関に提出しなければいけません。

2枚目の画像は盗難車の届け出を出したため陸運局などの車検証に関連するデータには盗難車情報設定中と記載されています。

盗難車情報設定中と記載がされていると輸出抹消登録ができませんので別の車に見せかけなくてはいけません。

コーションプレートや車台番号が打刻してある金属部分を盗難車から外して別の廃車になった車や事故車、水没車などから外したコーションプレートや車台番号が打刻してある金属部分を溶接すれば車検証上は別の車になってしまいます。
これを目玉抜きと言うそうです。

このロンダリングのようなことをして税関をすり抜ければ、海外で人気の日本車はとても高値で売れるとのことです。



2枚目の画像の車検証に記載されている盗難車情報が出ている車は海外に運ばれず日本で販売されたとニュースになっていました。

税関でも盗難車の摘発をしているそうなので摘発の可能性を考えた犯罪グループが目玉抜きをした車を日本国内で売ろうとしたのでしょうか?

個人間で売買ができるサイトのメ○カ○だったそうですが一般の人が個人間で車の売買をする場合、そこまで見る人はいないという盲点をついて狙われてしまったかもしれません。

もし、個人間で売買する機会がある場合はコーションプレートや車台番号が打刻されている金属部分が不自然に溶接されていないか必ず確認しましょう。

このようなロンダリングされた車は当然車検は通りません。(このような車でも車検を通す民間車検場はあるそうですが…)
他にも事故が起きた時の保険など考えると「盗難車とは知らなかった」が通用しない場面もあるのではないでしょうか。

信頼できる自動車販売店で購入するのが一番いいと思いますが個人間売買サイトなどで購入する場合は実際に車を見てコーションプレートや車台番号の打刻までしっかり見てから購入しましょう。






※主にハイブリッド車などのECU(車のコンピューター)が搭載されている車なら正規の車台番号がECU(車のコンピューター)に記録されておりディーラーなどで確認してもらえるようです。





※自動車盗難の対策についてはイタチごっこで今日対策を何かこのブログで載せても明日には破られるかもしれません。ですので盗難対策はあえてこのブログでは記載しないことにします。

●犯罪グループは盗難車にGPSが付いているとヤードと呼ばれる盗難車の保管場所の発覚や犯罪グループのメンバーが逮捕されるリスクがあるので駐車場に一時的に停めておくことがあるそうです。
この時が盗まれた車を取り返すチャンスなのでGPSをつけておくのは盗難防止ではなく盗難車を取り返すための手段として有効だと思います。

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